愛媛県ではその7割以上を山林が占め、急峻な地形の上、中央構造線や御荷鉾構造線が県土を縦走し、特殊で脆弱な地質となっているため、土石流危険渓流が非常に多く存在しており、個所数としては長野県に次いで全国第4位の状況にあります。
また近年は、局所的な豪雨が多発しているため、土石流やがけ崩れによる災害が頻繁に発生しており、特に人的被害を伴った災害も多く発生しています。そのため砂防ダム等のハード面での防災対策が、今後更に重要な課題になっています。
それと同時に「人と自然にやさしい川づくり」が求められており、自然との調和を図った「流砂系の総合的な土砂管理」を視野にいれて計画する必要があります。
私たちは、渓流の現状調査・測量から設計に至る一貫した技術体制をもって、これらの事業に対応しています。